販売されている 水晶・クリスタル・クォーツは同じ?
水晶とは
水晶は古語では「玻璃(はり)」と呼ばれ仏教で七宝の一つとされていました。日本でも江戸時代まで『 水の精 』『 水精 』と呼ばれていたそうです。
現在でも『水晶』『クリスタル』『クォーツ』と複数の呼び名がありますがそれぞれ意味合いが少し違うのをご存じでしょうか?
『クリスタル』はギリシャ語で「氷」という意味の 「krystallos(クリスタロス)」の由来すると言われいます。英語ではCrystal、日本語に直すと水晶ではなく「結晶」です。水晶は六角柱状の規則正しい結晶構造を持ったものなので「クリスタル」とも呼ばれています。
水晶は英語にすると『クォーツ(quartz)』です。クォーツという言葉は鉱物の「石英」全般を意味しており、海外では水晶は無色透明のクォーツのことを意味し「Crystal Quartz」と呼ぶのが一般的です。そして色が入ると「アメジスト」の様に呼び名も変わります。
『水晶』を基準に考えるとクォーツ同様に「紫水晶」の様に色が頭についたりします。
『水晶』『クリスタル』『クォーツ』同じ意味合いで私たちは使っていますが全て広義の単語でその種類は多岐にわたります。それらを以下で紹介していきましょう。