ルビーインフックサイト
（フックサイト）

ルビーインフックサイトについて

【和名－｜英語・Ruby in Fuchsite ｜主要産地・アフリカ】

ルビーインフックサイトとはフックサイトという鉱物の中にルビーが内包された天然石です。当店ではビーズを中心に販売しております。

ルビーインフックサイトの特徴

ルビーインフックサイトとは

ルビーインフックサイトとは、フックサイト（クロム雲母）の中に、ルビー（紅玉）が含まれている天然石です。赤と緑のコントラストが非常に美しい天然石です。
ルビーとは

ルビーとは「コランダム」という鉱物の中でも、赤いものを指します。それ以外の色のコランダムは、全て「サファイア」と呼びます。ルビーという名前は「赤」を意味するラテン語の「rubeus」または「rubber」に由来するという説があります。

ルビーは7月の誕生石としても指定されています。「情熱」「勇気」「努力」などの石言葉を持ち、宝石のみならず、パワーストーンとしても人気の高い天然石です。
フックサイトとは

フックサイトとは、マスコバイト（白雲母）の中でも微量のクロムを含むことで緑色に染まったものを指します。そのため、和名は「クロム雲母」と呼ばれます。フックサイトの名前の由来はドイツの化学者であるフックスです。

フックサイトは一定の方向に割れやすい「劈開（へきかい）」という性質が強く、フックサイト単体の結晶は手で薄く剥がすことができます。
ルビーインフックサイトの産状

ルビーインフックサイトは、フックサイトを主体とした岩石の中にルビーが含まれることで形成されます。

ルビーインフックサイト鉱物データ

項目
和名	－
モース硬度	2.5
結晶	単斜晶系、六方晶系（三方晶系）
成分	Al2O3（ルビー） Kal2(AlSi3O10)(OH,F)2+Cr（フックサイト）
比重	2.90
色	赤、緑、灰緑
一般的なトリートメント等	一部、樹脂含浸処理

ルビーインフックサイトの産地

天然石として市場に出回る品質のルビーインフックサイトが産出するのは、主にアフリカです。他にはインドなどでも産出します。当店ではアフリカ産のものを中心に、上質なルビーインフックサイトを数多く取り揃えております。

ルビーインフックサイトの価値

ルビーインフックサイトは、赤と緑のコントラストがはっきりと現れ、クラックの少ないものが高い価値を持つとされています。全体的に落ち着いた色合いは、コーディネートの邪魔をすることなく自然と溶け込んでくれるため、ブレスレットやペンダント、イヤリングなどにぴったりです。

当店でも天然石アクセサリー作りにぴったりの、色鮮やかなルビーインフックサイトを数多く取り揃えています。

ルビーインフックサイトのお手入れ

傷がつかないよう、取扱いに注意

ルビーインフックサイトは傷つきにくさを示すモース硬度が2.5と、非常に柔らかい石です。そのため、クォーツやルビー、サファイアやトパーズなど、より硬度の高い石と一緒にすると、ルビーインフックサイトに傷がついてしまう可能性があります。ルビーインフックサイトを保管する時は、他の石とぶつからないよう、仕切りのある箱や小袋に入れるなどして、個別に保管すると安全です。
普段のお手入れは空拭きで

ルビーインフックサイトは汗や水分に弱い石ですので、普段のお手入れは空拭きで結構です。ルビーインフックサイトのアクセサリーを身につけた後は、乾いた柔らかい布で空拭きをすると、ルビーインフックサイトの美しさを長い間保つことができます。温泉などに入る時は、ルビーインフックサイトのアクセサリーは外しましょう。
直射日光には当てない

ルビーインフックサイトは長時間、直射日光に当てると退色してしまう恐れがあります。そのため、直射日光が当たらない場所で保管をしてください。保管する際は、蓋つきの容器に入れておくとよいでしょう。

ルビーインフックサイト（フックサイト）の販売商品

商品の並び順

ルビーインフックサイトについて

ページ数